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2011.12.11 23:13

めっきり寒くなり、朝はうっすらと雪が。タイヤもスタットレスに替え、冬支度です。

さて、先週、あさはなの学校では、学習発表会がありました。
1年生は 劇をするということで、支援学級のお子さんも一緒に参加でした。

台本をもらって、みんなで読みあわせをし、その後配役を決めました。
何がいいか希望を聞くと、うちのお子さんは2人とも「子ヤギ」の役がいい、ということでそれになりました。

セリフの内容やタイミング、量などを交流学級の先生と相談しました。

少しタイミングがとりやすいセリフと変えたり、量も調節したりして、参加できやすいようにアレンジしてもらいました。

一人のお子さんは、自分のセリフはもちろん、他の子のセリフまですべて覚えてしまいました

そして、誰かがセリフを忘れていると、
「○○くんだよ!」と大きな声で教えたり、
誰かに「○○くんじゃない?」と間違えて言われたら、
「ちがうよ。今はボクじゃない、○○くんだよ。」とムキになって言い返してしまいます

そして、自分はどのセリフをどこでいうのかをその子に対して一生懸命説明し始めたりして、
劇が止まってしまいます

「セリフじゃないことを話をしてはいけません」
「誰かが忘れていたら、小さい声で教えてあげましょう」
「すぐに教えてあげなくていいから、待ってから思い出せなさそうなら、教えてあげましょう」
と、交流学級の先生から指導があります。

これが、なかなか難しかったようでした

私は、そのお子さんに、順序をつけて教えてみました。

大事なことの順番
① みんな、セリフだけを言うこと。(セリフじゃないことはしゃべらない)
② 次○○くんだと思ってから、5つ数えるくらい、待つこと。
③ 教えてあげたいことができたら、5つ数えたあとで小さな声で言うこと。


急には無理でしたが、ちょっとずつできるようになり、
小さな声で「・・・だよ。」とセリフを教えてあげるようになりました。


しばらくして、徐々に小道具が増え、本番に近い形になってきました。

まず、「子ヤギ」に見えるように「耳」がつきました。
カチューシャ型の耳なのですが、すぐに外れてしまいます。自分でつけ直すと、耳が後頭部になったり曲がったり・・・。

そこで、とにかく外れないように、ピンをつけたり、
どこにつけるのか、私が頭に触れ、そこを自分でも触らせてみて、つける練習をしました。


足には、「毛」のフサフサしたレッグウオーマーみたいなのをつけました。

DSC03439_convert_20111211214413.jpg

でも今度はそれが気になって、ずっと触っています
ひっぱったり、毛をむしったり下の方にぎゅーっと寄せたり、引っ張り上げたら上過ぎたり・・・。

そして、気にするあまりに自分のセリフを言えなかったり移動するのを忘れたりしてしまっています。
そうなると、「触りませんもちろん、注意を受けます

「これはまた、なんとかしなくちゃなあ~・・・。」
と思いました。
本人に聞いてみると、
「気持ち悪い」、
「本番終わったら、外してもいいの?」
だいぶイヤなんだろうなあ、ということが伝わってきました。

そこで、毛が直接あたらなくて、どの辺にはいたらいいのかが分かりやすい方法はないか?と考えて・・・。
>靴下にぬいつけることにしました。

ただ、自分たちの発表が終わったら、すぐに制服になって鑑賞することになります。
これを脱いで、自分の靴下に履き替える時間が無さそうです。

なので、自分の靴下の上から重ね履きができるように、大きめの靴下に縫い付けてみました
これなら、「脱ぐ」だけでいいので、少しでも速くできそうです

これがマッチしたみたいで、履いて練習をしていてもまったく触らなくなりました
「よし、これでいける~」
と思って、本縫い。しっかりと縫い付けました。

ついでに、一人で脱いだり履いたりができるように、靴下の内部に、持つところに「緑」前になるところに「茶」の印をつけました。

DSC03436_convert_20111211214348.jpg

ちなみに、「みどり」はお子さんたちが好きな色「茶」は、前なのでもし見えても目立たないように、肌の色に近い色と思ってこの色にしました♪

発表会の途中には、私がついていられないことがあるかもしれないので、「自分でできるように」と思いました。

本番の2日前くらいから先生や他学年に見てもらい、本番に近い練習もしました。

当日の朝は、大きな声でケンカをしたりして、ちょっとテンションが高め

午後の学習発表会まで、覚醒を整えるためにトランポリンを跳んだり、お話タイムでたくさんお話をしたりして過ごしました。

いろいろな準備をして迎えた本番

大きな声で歌を歌い、セリフも順番通りに言い、最後まで集中して参加できました!
私は舞台そでで音響をしながら見ていましたが、ちょっと涙が出そうになりました。

次の日、お家の方からのお便りに、
「みんなと一緒にがんばっている姿に感動しました」というようなお言葉をいただきました
また、お父さんにはビデオで見てもらい、「がんばったねえ」と褒めてもらったとこのこと。
普段あまりほめることのないお父さんに褒めてもらったことでとても大きな喜びになったということでした

一人ひとりががんばっている姿を見てもらうことは、たしかにハードルも高いですが、できた自信もまた大きいなあと実感しました。
交流学級の先生も、それほど怒ったりせず、いろいろと方法を考えてくださり、ありがたかったです。

帰る時、私の手をにぎってくるお子さんたち。抱き着いて来たり、ニコニコと微笑みかけたり。きっとお子さんたちなりの、嬉しさの表現なんだな、と私には感じられました。

ASDのお子さんは、時に雄弁で、学習も得意な分野で力を発揮するために、「何でもできて当たり前」とみられてしまったりします。なのでできないことがあると「なんでこんなことができないの!」と怒られてしまったり、自分でも「なんでできないんだ」と思って、自信を失ってしまったりすることがあります。

だからこそ、みんなに認められたり、自分自身が「できた」という気持ちになることは、きっと今後に大きな力となるのではないかなと思います。


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2011.09.29 01:07

体育祭については、昨年度から気がかりがありました。
それは、年長さんだったお子さんが、ピストル音が怖くて泣いていた姿です。
結局、お遊戯も玉入れも、予定していた種目にどれも参加できず、ずっと保育士さんにしがみついて、
泣いていたのです

この時から、今年の体育祭はいろいろ考える必要があるなと考えていました。

そして1年後、1年生となったお子さんの今年の体育祭
やはり怖さはあり、大きな声で泣く場面もありましたが、自分の出る種目は全部できました
大きな声で返事をし、かけっこも走り切りました。ダンスも場所移動も覚え、ニコニコ笑顔で踊りました


どんな支援をしたのか、当日に向けて取り組んだことを、
①聴覚過敏
②参加しやすくする工夫
③見通しをもつ


の3点に分けてまとめたいと思います。


① 聴覚過敏について

 普段から、耳を触られるのが嫌いで耳鼻科でもうまく受診ができないこと、家では、テレビで世界陸上がしているだけでも、パニックになること、夏祭りなどで上がる花火の音が怖いこと。

このようななエピソードをお聞きし、イヤーマフでの参加を考えました。
 初めての全体練習の時、運動場の遠くで一度ピストル音を鳴らしてもらい、ためしてみましたが、ダメでした。

 昨年度のビデオを見てみました。
音は小さくしていたのですが、やはり抵抗を示しました。

 事前に、「よーい、パン!」って音が鳴ることを予告していても、やはり怖くて泣いてしまいます

 練習の時に、イヤーマフを渡してみると、自分からはめました。
 組体操など、ピストル音がならない時にはそれを告げても、マフを外すことを嫌がり、ずっとつけていました。つけることで安心を得られるようなので、無理にはずさせることはせず、安心して過ごせることを優先しました。

DSC02394_convert_20110928213038.jpg


 徒競走であれば、「よーい!」の後に、「パン!」ってなるので分かりやすいです。並んで座っている列を見ると、あと何回くらいかもだいたい分かります。

 でも、他の演技では、いろいろな時に急に「パン!」という音がして、いつ音がするのかが分かりにくいです。これは怖いものです。
 そういう不安も、イヤーマフをいつもつけていることで軽減されていたようでした。

そして、開会式のファンファーレ後に鳴らしていた2発のピストル音。
「本当に必要か」を協議し、始めの音は無しにしていただきました

また、1年生が出る種目は、ホイッスル音にしていただきました。

自分が出る種目は全て参加できました
座っている時には、大きな声で泣いたり叫んだりしていましたが、周りのお子さんたちがいろいろと声をかけてくれました。

自分の出る種目にすべて参加できたことは、大きな自信ともなるでしょうし、本当に嬉しいことでした。

あとは、怖かった記憶がフラッシュバック的に出てくることも考えられるので、手放しで喜んで終わりではなく、しばらく経過を見守りたいです。
また、「楽しかった」記憶で終わることが来年にもつながると思い、できたことをほめ、自信を持たせたいなと思い、先生方や、お家で話しをしていただきました。
お家の方も、まだまだ大きな声で泣いてしまったりするところは心配があるようですが、それでも一歩一歩の成長を一緒に見守っていきたいです。


②参加しやすくする工夫
 
 体育祭の練習、本番、どちらも、普段の学校生活ではあまり経験しないくらいの人が一緒に行動をします。いつもの先生ではない先生が指揮をされたり、たくさんの指示を言われます。

 また、本番ではたくさんの人が見に来ておられ、運動場周りを行き来しています。
 そして、小道具も多く、珍しかったり楽しかったりする道具がたくさん出てきます。

いろいろな刺激が多すぎてどこを見ていいのか、何に集中すべきかが分かりにくくなります。

指揮の先生が分かりやすいよう、前に多くの教師が立たない。
指示は短く簡潔に。
可能な限り本番に近い形の練習が何回かできるようにする。

など、こちらの工夫ができるところは、先生方にも協力いただきました。

また、ダンスでは、今年はカラーのビニール袋を使って踊りました。
曲の中で、袋を膨らませたり、絞ったりしなくてはならず、練習をしていてもなかなかうまくいきません。
見ていると、袋の口がどこにあるのかが見つけにくく、どう持てばうまく膨らむかも分かりにくい様子でした。

そこで、ふくらます時に持つところを、ビニールテープで印をつけました。
DSC02376_convert_20110928213139.jpg
こうすることで、持つところが見つけやすくなり、音に間に合うようになりました


③ 見通しをもつ

 初めての体育祭。どんなことをするのかな。と不安もいっぱいでした。
そこでまず、昨年度の写真を、今年の順序にスケッチブックに貼りつけ、
「体育祭、こんなことをするよ」ブックを作りました。

DSC02209_convert_20110909194515.jpg

 そして、交流学級においてもらいました
 みんなで見て、いろいろおしゃべりをすることで、不安が少し和らいだり、想像がつくことで、なんとなく安心したりしてくれればと思いました。

                         DSC02261_convert_20110920201035.jpg


 また、手持ちのプログラムをつくりました。
 「開会式」「閉会式」の時に、何をするのかがわかるようなメモ。
 式の途中に見てもよいことにし、見通しを持つことで、座り込んだり砂をさわったり、他を向いてぼーっとすることなく、
その場で立って、話を聞くことができました。

 体育祭全体の手持ちのプログラム
 ピストル音が鳴るものには、しるしをしておきました。自分の出る種目や、とくてん種目などで色分けをしました。このプログラムも、家でお家の人と一緒に見たり、一人で何度も見たりできるように 数日前にはわたしておきました。

taiikusaiprogram.jpg



学校行事なので、伝統的な部分で変えにくいところもあったりますが、どの子もが楽しく参加できない環境なのであれば、そこは整える工夫は必要ではないかと思います。
開会式のピストル音が、本当に必要かどうか?ということを始め、いろいろなところを見つめなおし、職員で協議していきました。
このような作業は大変意義深かったと思います。
また、みんな理解を示してくださり、各クラスでもイヤーマフについては説明をしていただきました。
練習中、ピストル音が鳴るとすぐに、「大丈夫やで」と励ましてくれたり、「もうすぐ鳴るよ」と教えてくれたりするお子さんが周りに居てくれたことは、本当に嬉しかったです。

まだまだ、課題もあります。今年の方策がベストであるともいえません。そういうことも含め、
成果と課題について、今一度反省をし、来年の体育祭へとつなげていければと思います。




 

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2011.09.05 01:17

始業式3日前に退院、翌日から学校で始業式の準備をして、どうにかこうにか、始業式を迎えたあさはなです。
まだ松葉づえの生活ですが、始業式は待ってくれません!
がんばらなくちゃです。

支援学級の改修工事もほぼ出来上がり、片付けもだいぶ進みました

IMG00500-20110831-1451_convert_20110905010901.jpg
教室の前の方  向こうには ホワイトボードで区切った一人学習スペース

                  DSC01949_convert_20110905212743.jpg

ピンクの入れ物には「これからするもの」黄緑の入れ物には「終わった物」を入れていきます。これもちょっとした、構造化です。


ホワイトボードはとても使いやすいです。直接することを書き込んでもいい。
トークンをはっていくこともできる。

この「しきり」のホワイトボードは、視察に行かせていただいた、とある教室で使っておられ、「これいいなー!」と思ったモノの一つなんです。

アイデア次第で、いろいろ使えます。コロコロがついているから、自由に動かせるのもいいですね。


IMG00498-20110830-1420_convert_20110905010724.jpg
後ろ側はタタミエリアが固定なので、その外にトランポリンやバランスボールなど、プレイエリアを取りました

                DSC01969_convert_20110905211431.jpg

ブロックも、入れるところが変わりました。
いくつかの棚に分けてしまっています。
さっそく、出して遊びました。そして、自作タイムタイマーで区切りをつけました。

DSC01161_convert_20110905213417.jpg

アナログ、どころか人力なので、私が時計を見てめくるという・・・

DSC01164_convert_20110905213446.jpg

タイムタイマーについては、先日の西風さんの研修会で校長先生も認識くださったと思うので、来年は入ることを期待しています(笑)

さて、時間が来たらお片付け。
こうして、ちょっと写真を示していると、見ながらお片付けをがんばります。
「これは、そこじゃないよ!」
なんて言わなくても、これを見て「元にもどす」ようにすれば、
「よくできたね~」
褒めて終わることができます

子どもたちも楽しみながら、片付けまでちゃんとできるのでいいですね



まだまだ、配置換えは納得いく形に変えていきます。

まだ、しっくりいってないので(^^;;)
お子さんたちと一緒に、部屋も作りこんでいきたいと思っています。

改修前から使ってるんですけど、工作グッズなどを入れるローボードですが、これちょうど区切りに使えます。
でも、裏は裏なので、見た目も悪いし、ささくれだっていたりすると、お子さんがケガをしてしまったりする心配もあります
ということで、ここには、お子さんの絵を貼ります。

DSC01945_convert_20110905013117.jpg

そうすると、部屋もかわいらしくなります。そしてケガもしません。
自分が描いた絵ですから、しっかり見てくれるので、つまづいたりすることもなく、安心。

                  DSC01944_convert_20110905013214.jpg


スケジュールも、お子さんがポケモン好きなようなので、キャラクターを変えてリニューアル。
もっと細かく区切ったものなど、これもいろいろアレンジ可能なので、それぞれの発達段階に応じて、いろいろ発展させていきたいです。

DSC01962_convert_20110905011311.jpg

まだまだ途中ですが、とりあえずだいたいは片付いたお部屋で、いよいよ、2学期の支援学級での学習が始まります。
今日は、写真大サービスのブログとなってしまいました。


次回は、授業の中の教具などをご紹介する予定です♪

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2011.07.05 23:39

あと2週間ほどで夏休みを迎えることとなりました。
今は、参観日、支援学級の交流会など、バタバタと過ごしています。

さて、夏休みに向けて、少し取り組んでいることを、まとめてみました。


① 夏休みに向けて、保護者さんの不安が最も大きいことが、「夏休み」そのものでした;;保育園の時からこれほど長い休みは経験がありません
1学期、毎日学校に通っていたパターンが、がらっと変わる。
これまであったものが、無くなる。そこに強い不安があるということでした。
 理解できないことがあると、おうちでパニックを起こし、大きな声で大騒ぎになってしまうということでした。

そこで、スケジュールを視覚化して示していくことを提案しました。

まずは、宿題でスケジュールカードになれていき、夏休みへとつなげていこうと思いました。
DSC01556_convert_20110705234230.jpg

今日のすることをボードに貼ります。
DSC01560_convert_20110705231410.jpg
できたら、「ごうかく」カードに変えていきます。全部できたら、「ごうかく」のカードがそろいます。
これにトークンエコノミーシステムを用いて、楽しいことを期待して活動に取り組むことができるよう、工夫しました。
できたら、「お父さんとサッカー」がしたいそうです。「ごうかく」カードをなんまい集めたらいいかは、お家の人と相談して決めていただきます。
また、慣れてきたら、できなかった場合に「ふごうかく」となるなどのレスポンスコストなども設定してもいいかもしれません。この場合も必ずお子さんと一緒に考え、お子さんに理解させておくことが大切です。

DSC01553_convert_20110705231315.jpg

後は、夏休みのスケジュールについてのカードをいくつか準備し、時系列で予定の確認ができるようにしています。
夏休みは学校のある平日の過ごし方とは大きく変わります。
「ラジオたいそう」があったり、「宿題」「地区水泳」などがあります。
そして、「地区水泳」は時間帯が日によって違っていたりします。
時計が読めるお子さんたちなので、時計と組み合わせて使っていけばいいと思います。
あとは、家でアレンジできるよう、真っ白のカードも何枚か用意しました。

スケジュールで自分の生活に見通しを持つということにお家の人も前向きになってくださっています。

なお、この絵カードは、http://droplet.ddo.jp/ ドロップレット・プロジェクトでダウンロードできます。
また、書籍「視覚シンボルでコミュニケーション」もエンパワメント研究所から出版されています。
これにはデータCDもついていて便利です。


② ラジオたいそう
 少し不器用さもあり、模倣がうまくできないお子さんです。ラジオ体操の独特の形などは写真や先生の動きをみて、少しずつ真似をしています。

 地区水泳
 普段は1年生の教室で着替えていますが、地区水泳は、プールにある更衣室で着替えることとなります。
交流の担任の先生に、一度更衣室を見せていただくようお願いしています。

DSC01510_convert_20110705231548.jpg

5月に植えた、ゴーヤーときゅうりに、実がなり始めました。
もう、夏はすぐそこです。





 

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2011.06.21 00:28

あと一か月で一学期を終えようとしています
4月当初、何もなかった教室ですが、倉庫や家から、あれやこれやと集めてきて、結構構造的な配置にも配慮して、それらしいお部屋になってきて、それが結構楽しいです。工夫するって、面白いですよね~。
DSC01127_convert_20110621002536.jpg


さて、少し振り返ってみたいと思います。

① 学習活動
② 生活スキル
③ 交流学級で


① 学習活動における伸び

4月、学習を始めたときの、書字における比較

4月段階では・・・ 書字の運筆にぐらつきがあり、ゆらゆらした線になる。
          点画が定まらず、マスからはみ出したり、書きながら終点が分からなくなるので、書き直しが多い。

6月段階では・・・ 書字の線に強さが出てきた。強くはっきりとした線が書けている。
          はみ出しはまだあるが、丁寧になぞれる回数が増えてきた。
          「ストップ」「くるん」「しゅっ」などの声と一緒に覚えることで、「おれ」「はね」「むすび」などが書けるようになってきた。

あさはな自身がこの「伸び」に気がついたのは、前のブログ記事に書いた「職員研修」のプレゼンを作っていた時でした。日々の指導の中ではあまり実感は無かったのですが、実際映像を撮り比較してみると、結構しっかり書けるようになってきていることに気がつきました。

これは、自分自身嬉しい発見だったし、やはりこうやって映像で客観的に観察することって有効だと実感した出来事です

書字の安定には、日々の書く活動のほかに、4月当初から取り組んでいる「コインつかみ」鉛筆の工夫があるかもしれません。

保護者さんが、太い「くもん」の三角鉛筆http://www.kumonshuppan.com/jsp/jsp/category/kobetu.jsp を持たせてくださり、これが合っていたと思います
ただ、入学当初、3本の指できつくにぎって鉛筆が向こう側にたおれるような持ち方をしていたため、正しい持ち方を指導しようとしましたが、抵抗が強く、書くこと自体を嫌がってしまうような感じで練習しようとしませんでした。
 
しばらくそのままいたのですが、最近ちょっと試してみると、正しく持って書けたので、「お~、すごい~~!」「うわ~、びっくりしたよ。すごいなあ~~うれしいなあ~」などと口走りながら、書いた文字をぐるぐるとマルつけしていたんですけど、本人も嬉しかったみたいで、それ以来チャレンジしてくれるようになりました。安定するまでにはまだまだかかりそうですが、まずは入り口突破です!だいぶ、書くことに慣れてきたから、気持ちに余裕ができてきたのかもしれませんね。

正しい持ち方は、鉛筆の先が見えやすく、手が疲れにくいです。とても理にかなった持ち方なのです。ぜひできるようになってほしいと願っています。

また、前の記事に書いているように眼球運動に課題が見られることから、ビジョントレーニングを取り入れています。まだ期間が短いので何とも言えないのですが、その効果はどうか、検証してみたいと考えています。これについてはまたの機会に詳しく書けたらいいなと思っています。

② 生活スキル

学校生活は、基本的なスケジュールは毎日同じですが、行事があったりすると予定が変更になることも多いです。

一週間を見通せるように今週の予定を伝え、毎日、朝の会で一日のスケジュールを確認します、一時間の授業のスケジュールも確認しています。


行事の中で、特に心配だったのが、耳鼻科検診です。耳を触られるのがいやで、病院でもいつもパニックになると保護者さんからお聞きしていたので、丁寧に事前準備をしました。

絵や白衣を使って説明。耳、鼻、のど、の3つを見る練習。
校医さんへの事前連絡と説明、打ち合わせ。
当日は、交流学級のお子さんが検診を受ける様子をしばらく見せました。みんなが、何も怖がる様子なく、すぐに終わること、ちゃんとできているのを見て、「みんながんばっとるなあ」とぼそっと話すので、「ね、だいじょうぶみたいだよ。」と言って励まし、受診しました。

校医さんもそっと無理のないように診てくださり、無事に受診することができました。
「ぼく、できたな!と本人も大満足の検診となり、ホッとひといきでした。

③交流学級で

支援学級へ行くときには「いってらっしゃい」「いってきます」
終わったら「ただいま」「おかえり」
の挨拶を必ずしてくれます。この雰囲気は今後も大切にしていきたいです。

少し、絵や粘土が苦手で授業中にとまどう様子が見られるので、手本を見せたりして支援します。時間的にはしっかりと時間をかけ、最後まで取り組ませてくださるので、本人も頑張れています。


私もついつい、普通のことができている時にはそれには触れず、うろうろと立ってしまったりすると注意をして、望ましくない行動の方ばかりに反応してしまっている時があります。
常に、当たり前のことでも、できていることをほめる こと、頑張ったことを認めること、それを頭においておきたいです。

自信を失わず、今の頑張れる力を大切にしなくちゃいけないです。
毎日、否定的な言葉かけになってなかったかな~、と自分の振り返りをして反省します。
ついきつく言ってしまったら、そうじゃなくどうすることが良かったのか、後で考えます。

たいていはもっとその前に、「ほめる」ポイントがあったのに見逃していたり、私の指導に見直すべき点があるんですよね。こんな風に反省しきりの日もあります。


今日は保護者さんが、初めての夏休み、こんなに長い期間学校に行かないなんてきっと理解できないから不安だとおっしゃっていました。
お会いしたり日々の通信の中で、お家で不安に思われることをよく教えてくださいます。
反対に、内科検診など大丈夫なことも教えてくださいます。

何でもそうやって教えていただくことで、私もそれに応じた準備ができるので、本当にありがたいです。
夏休みまであと一か月。このまま、自信を失わず楽しく過ごせることを願いつつ、頑張ります。










          

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