--.--.-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | |

2011.01.23 23:14

先日、地区の小学校の特別支援教育の現状について話し合う機会がありました

現在、特別支援学級がある学校でも、種別の異なる学級を新設希望されているところがあったり、現在学級が無いので新設を希望している学校、通常学級に学ぶ発達障害のあるお子さんを支援する支援員さんやスクールカウンセラー、通級教室などを希望している学校が多くあり、いずれも主に人的配置を望まれていることや、本年度の体制の中で先生方の苦慮されている様子を聞くことができました。

他の小規模校のお話も聞きました。小規模校は児童数が少なく、計算上は教師一人あたりの児童の数は当然少なくなります。ですが教師の数も当然少ないので、担当する校務は多く、様々な行事の提案、報告関係、出張等そういった仕事は同じようにあるわけで、教師一人あたりに分担される仕事も増えるので、そういう面での負担は大きいといえます。
また、複式学級のある学校は、担任以外を受け持つ(専科など)教諭の配置がないため、出張等で学校を空ける場合に補欠授業を任せる教師がいない、2学年分の教材研究と授業内容の工夫が必要であるなど、大変な苦労もあるようです。
そんな中、支援を必要としているお子さんに対して、十分に対応しきれていないという思いが教師自身に充満しているように感じました。

また、「インクルーシブ教育システムの構築」についての話題提供がありました。
私たち現場の教師についても、その捉え方や知識はまだまだ多様であるように感じました。
インクルーシブとは、「包括的な」という意味があります。障害があるからといって、排除の対象となったり本人の希望の有無とは無関係に保護の対象とするということではなく、健常者と同じ社会の一員として認められるような共生社会をめざすものだといわれています。
特別支援学級は必要ではなく、どの子も通常学級で教育すべきというちょっと乱暴な解釈があったりします。また特別支援という名のもとに、本人の希望や納得を抜きにして特別支援学校へ入学させればいい、というような考え方が、特別な支援を必要としているお子さんを排除の対象として浮き彫りにしてしまい、お子さんの成長の妨げになるという議論もあります。
一方で、発達障害については早期発見が大切で、一人ひとりに応じた適切な支援を適切な場で早期に行うことがお子さんの成長には有効で大切であるという考えが、教師や保護者、各関係機関の専門の方々に理解されてきています。

そのような観点から、「インクルーシブ教育」については、今も国レベルで議論がなされています。
私自身もこれについてはまだまだわからないことや、疑問が多くあります。今後もそういった議論を見聞きする中で自分なりに考えていければ。現場ならではの考えもそこにはいろいろと浮かぶと思います。こういうブログなどで、現場の先生方からのそのような考えを知ったり、また発信できればいいですね。
多様な意見を聞きながら、支援者それぞれが正しく理解していくことが大切だと感じました。


スポンサーサイト

| 特別支援教育コーディネーター | コメント(0) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

コメントを書く

管理人にのみ表示

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。