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2012.01.18 21:17

3学期が始まり、ちょっとずつお勉強も本格化してきました。
うちのお子さんたちも、初日から毎日元気に楽しく登校しています♪

今回の記事は、算数の学習についての支援について、少し書きまとめたいと思っています。

今、「くりさがりのひき算」の練習をしています。

14-8=


この引き算をするとき、頭の中では、細かくいくつかの計算を行って答えを導いています。
もちろん、同時処理的な思考が得意であったり、暗記していたり、慣れてきていれば、ぱっと見て答えを導き出すことができるでしょう。

うちのお子さんは、3+2 などの、くりあがりのない足し算はだいぶできるようになってきました。
が、まだまだ安定してはいません。

また、継次処理の認知が優位で、
漢字やカタカナなども、「筆順」を唱えながら覚えていくと、覚えやすかったりしています。

このような認知の特性を考え、次のようなスモールステップでの指導を組んでみました。

① 10の合成・分解

 「10は 2と8」「3と7で10」などの学習です。
これは前の記事でのせていますが、この組み合わせは、あの時のカードで見事に覚えてくれたので、
これを使いたいと思いました。
教科書も、この「3と7で10」を使った計算の仕方をとりあげています。

② くりあがりのない足し算
 これは、1学期に習った計算です。
 少しずつ覚えてできています。これを活かすことができます。

そのような学習を組んだ後で、いよいよ繰り下がりのひき算に取り組みました。

くり上がりのひき算は、「10からひく」ひき算と、あとは「足し算」ができれば、答えが出せます。

①14を「10」と「4」に分解する。
②「10」から、引き算をする。
③ その答えと、「4」を足し算する。


順番通りにすることができるので、この順序をカードに書いて、問題をするときにいつでも見ることができるようにしました
この計算の仕方は何も私が考えたわけではなくて、教科書が一番オーソドックスにこの計算方法を使っています。
ただ、その順序のスモールステップを、「カード」で明示しただけです(^^)

IMG00153-20120117-0908_convert_20120119191650.jpg


この計算の順序をしめすと、「10からひきます」「たします」と自分で言いながら
一人でできるようになってきました

もう少し、定着には時間がかかるようですが、
「できた!」という気持ちが味わえているようです。そして今のところ数問は一人でできるようになってきています

苦手なことには集中が保持しにくいので、
一度の問題数もそれほど多くは示さず、短時間で取り組み、「できた」ことで終えたいと思っています。


さて、特別支援学級では、特別支援学校の指導要領に準じた教育課程を組むことができ、
下学年の内容を教えてもよいと示されています。

このお子さんも、現在の交流学級の学習よりも少しゆっくり学習しています。
算数で言うと、「3+2」などのくり上がりのない足し算も、まだまだ定着しているとは言えない状態ではあります。

なら、そこがもっともっとすらすらできるまで、丁寧に指導するべきだ、という思いもあります。

でも、多くの人は、今の学習の理解は十分でなくても、そこを学習することで以前の学習内容が定着してくることがあります。

4年生の時、4年生で習う漢字が少ししか書けなかったお子さんが、ルビをふってもらいながら本読みなどを頑張った結果、6年生になって、6年生で習う漢字は不十分だけど4年生で習った漢字はほぼ書けるようになったというお話があります。

このように、何も完璧にできるまで、ずっとずっとそこにとどまる必要もないのではないかな?という気持ちがあります。

何より、このくりさがりのひき算の学習は、「くり上がりのない足し算」をする過程が含まれているので、その学習を積み重ねているとも考えられます。


よく、「ずっと自分の名前ばかり勉強している」などという不安とも不満ともいえるような保護者さんからの声をツイッターなどで拝見することがあります。

そういうのを見ると、少し「違うんじゃないかな?」と思ってしまいます。(どんな様子なのか、深く知らないので何とも言えませんが)


私は、少し負荷がかかることは確かですが、あまり億劫にならずに新しい学習にも取り組んでいきたいな、と考えています。

もちろん、お子さんの様子を見ながら、ですが・・・

先日、一人で出来かけたお子さんを見ていて、「5+4=・・・」と言って「9~!」と、手を見ただけですぐに答えが言えていました

。いつもいつも指を使って顔にあてて数えていたのが、見ただけで言えている、それもすごい成長だと感じています



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| 特別支援教育コーディネーター | コメント(2) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

nikosor改め まつこです

今年もよろしくお願いします^^

以前、言葉もさっぱりわからず、数も五つくらいしか数えられなかった次男が今は時間はかかれど三桁の計算ができるようになってるのを思うと
親の勝手な判断や見切りで諦めて、学ぶ楽しさを奪っちゃいけないなと思いました。
繰り返しが苦手な次男ですが、覚えたい、出来たい意欲は誰よりも強いので、そこをくすぐられつつ妥協しながらでも取り組めてます。

確かに完璧にする必要はなく、7×2が出てこなくても2×7で14と出せるようになってんだなと思うことがあります。
その方が、あ、身になってるって嬉しかったりしますね^^

| まつこ | URL | 2012.01.19 20:25 |

Re: nikosor改め まつこです

まつこさん♪ 今年もよろしくお願いします。

ほんっとにそう思います。
限界を決めるのは周りではないというところ、分かっているようでわかっていないのは支援者側なのかもしれません。

このお子さんも、今 3+3 とか、 4+4 とかに興味を持ち、その足し算を覚えたのをはじめにどんどん覚えてきています。
今、くりさがりのあるひき算を練習していて、足し算を覚えているんですから、変に限界を決めずに取り組みたいと実感しています。

きっかけがあったり、ちょっと周りの人と覚え方が違ったりしながらもちゃんと成長していることを見失わず、これからもがんばっていきたいものですね~。

| asahana73 | URL | 2012.01.23 22:07 |

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