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2011.02.22 23:19

兵庫県では、兵庫型教科担任制という制度を導入しています。
主なねらいは、中1ギャップへの対応ということだそうで、兵庫独自の取り組みです。
昨年度から一部の学校で始まっており、年々実施校を増やしていく予定です。
各担任と、新学習システム教員が、「国語」「算数」「理科」で教科担任と少人数授業や複数授業をしていきます。その内容や私が考える成果や課題について詳しくは、また後日述べたいと思っています。

さて、私は6年生の担任で、5年生の国語と自分のクラスの国語を担当しています。
自分がなぜ、算数ではなく、国語の担当をしているかということはさておき。
発表訓練その他、国語は学級経営の根幹でもあると考える学級担任にすると、自分のクラスから「国語」を他の先生に受け渡すというのは少しやりにくさを感じるようです。

ということで、自分が他の学年のクラスに国語の授業に入る上で、少し気を配っていることがあります。

1つめは、担任の先生の指導にある程度沿った授業を心がけることです。
発達に偏りのあるお子さんには、基本的な授業のパターンが決まっていることが混乱を少なくし、学習に集中する助けになったりすることがあります。細かなことですが、初めと終わりのあいさつから、チョークの使い方や授業の大まかな流れまで、合わせられる限り合わせていきたいと考えています。

2つめは、初めに、今日の予定とゴールを子どもたちに話してから、授業に入ることです。同時処理的な認知をするお子さんには、ゴールが分かっていたほうが理解しやすいということがあります。多くのお子さんも、今日の内容が分かっていたほうが、見通しを持って取り組めると思います。
また、内容が終わらなくて、次の授業に少しくいこんでしまうことがあります。が、担任ではないので、次の授業は自分のクラスへ戻らなくてはならず、決められた時間内に終わらせていかなければなりません。補充的に時間割に追加をすることも難しいです。
あらかじめ、ゴールを示すことで、子どもたちにも見通しを持った学習態度につながるし、そうすることで、無駄な時間を無くし、より授業が進めやすくなるということがあります。

3つめは、家庭学習の工夫です。
担任ではないので、宿題の間違いなどを訂正させたくても、休み時間にさせたり、ちょっと声をかけてするということができにくいです。そういったことも考え、宿題は本読みや漢字ノートでシールリレーや漢字貯金といった工夫をしています。
ノートのやりとりの中で支援ができればと、具体的にコメントや説明図などを書き入れることも多いです。

何にしても、このような体制を組むのに不可欠なのが、担任相互の理解です。打ち合わせも必然的に増えます。
でも、話すことで細かな点の情報を共有していくと、子どもたちの様々な姿が浮き彫りになってくることが少なくないのです。
算数の時間は困っているお子さんが、国語の時間ではよく発表していたり。その反対があったり。
そして、支援の方法や、お子さんの力の凸凹について細かなすりあわせができれば、お子さんの学習に余計な混乱を招かずすむということが大きいです。

この教科担任制で、教師の負担が軽くなるのかというと、決してそんなことはありません。
実際には、細かな点で、とまどうことも多いのが事実です。
ただ、子どもたちにとって、意味があるのであれば、研修考察しながら取り組んでいくべきなのでしょう。
お子さんの姿を、一人よがりの目ではなく、複数の教師で見て共有することで、適切な支援へを結びつけば、この取り組みの大きな成果があるといえるのではないのかなと考えています。












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| 特別支援教育コーディネーター | コメント(2) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

はじめまして。

くめくめと申します。
同じ兵庫県ということでうれしくなって・・
最初から読ませていただきました。

兵庫型教科担任制、
何をしても一長一短がありますが

どうすれば良い結果につながるかを試行錯誤されておられる
教師の方々には本当に頭の下がる思いです。

うちの子供達は丁度、ゆとり教育の移行時期にあたり
その時の先生方も同じく
どうすれば良い結果につながるか試行錯誤されておられました。

こちらのブログ、リンクさせてくださいね。
もしご都合が悪ければおっしゃってくださいね。

| くめくめ | URL | 2011.02.27 20:26 | 編集 |

Re: はじめまして。

くめくめさん はじめまして♪
コメントありがとうございます。 返信遅くなってスミマセン;; コメントめったに来ないので(^^;;)、サイトのチェックはしてたんですけど、気がつかなかった・・・ごめんなさい。
最初から読んでいただいたとは・・・! 本当にありがとうございます。
まだ、始めたばかりで、拙い文章ですが・・・。徐々に、上手に情報発信できればなあと思っています。

兵庫型教科担任制は、自然学校や、トライやる・ウイークと同様、県が推進している大きな取り組みの一つですからね。どの学校にも今後、入っていくのでしょうが、小規模校と大規模校ではまったく違うと思いますし、まだまだ工夫の余地があるところだなと考えています。子どもたちにいい効果があるってことが、まずは検証されてくれば、また、新たな取り組みのアイデアなんかもいっぱいでてきそうですよね。まだ、数年かかりそうですけど。

同じ兵庫県なのですね~。嬉しいです、よろしくお願いします。
リンク、ありがとうございます。 相互リンクさせてくださいね。
今後ともよろしくお願いします。

| つなみ73 | URL | 2011.03.01 23:15 |

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