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2011.10.24 23:33

4月から、お子さんの「見る」力については、アセスメントを続けています。

入学当初から、黒板や教科書をあまりじっと見ないですぐに目をそらしてしまい、注視がきつい様子が見られました。
少し長い間物を見ると、目をこすったりまばたきをたくさんしています。
また、絵が描けなかったり、ひらがなの始筆の位置が分からないなど、視知覚の弱さも見られました。

パスート(追従性眼球運動)や、サッケード(衝動性眼球運動)も、きつそうで、すぐにやめてしまったり、
目をこすったりして、「だめ~」と言っていました。
なめらかに動かすことも難しく、少しがたつきが見られました。


DEMを1、2か月に1度程度とって、経過を見ています。
また、サッケード、パスートなどの眼球運動の映像も定期的にとり、観察をします。

このような様子から、主に、注視や視知覚については、
教室でビジョントレーニングに取り組んでいます。

① 数字タッチ

DSC01970_convert_20110905211511.jpg

DSC01986_convert_20111024230304.jpg


ホワイトボードに、1~20くらいの数字を書いたマグネットを貼っています。
ヨーイ、ドンで、数字を言いながらタッチしていきます。
目をキョロキョロっと動かします。ぱっぱっとピントを合わせ、文字を読み、判断します。

これは、いろいろアレンジができます。

逆唱しながらタッチ
奇数は右手、偶数は左手、などと交代でタッチ
バランスボードに乗ってタッチ
タッチするだけじゃなくて、枠に入れていく


などなど。 手軽で短い時間にできるので、授業の終わりや初めの少しの時間に遊び感覚でよくやっています。

② ジオボード

 これも難易度がつけられて、いいですね。楽しく取り組めます。また、透明なので正解と重ねあわせることができて、よくわかっていいです。

DSC00728_convert_20111024230232.jpg

③ 視覚支援ドリル
 分野、レベルで冊子が分かれていて、カラーなので楽しく取り組めます。
大阪医科大学LDセンターの 奥村先生と、アットスクールの共同開発です。
http://www.springs-h.jp/knock/

「点つなぎ」「ぐるぐる迷路」「マスコピー」などを中心に取り組んでいます。
鉛筆の先を見続けて、はみ出さないようにしっかりと線を書いたり、上下や左右を何度も往復しながらすばやく見ることなど、このプリントでトレーニングができます。

④ 昔遊び
 お手玉、けん玉、おはじき・・・、昔の遊びには、目の動きをよくするような遊びがたくさんあります♪
教室に昔遊びの道具を置いて、遊べるようにしています。


 
まだまだ、いろいろ取り組んでもいますが、
本当に、楽しい遊びの中に、たくさん眼の動きを高めるようなものがありますね。
その視点を持って、遊びをセッティングすることで、効率よく、何より意欲的にトレーニングができるのかもしれませんね。

ビジョントレーニングについては、西風さんの研修会などで、いろいろヒントをいただき、取り組んでいます。
また、奥村先生にもいろいろ相談にのっていただいています。

1つ、気を付けているのは、「弱いところを高めるトレーニングは、本人には大きな負担になる」ということを
忘れない、ということです。

自分でも、限界まで目を左右にすばやく動かそうとすると、何回もしているととてもキツイです。
眼球を動かすのは、決して楽じゃないな、と実感します。
決して大きな負担にすることなく、これからも続けることができればなと思います。






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