--.--.-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | |

2011.08.20 20:58

あさはなは、今の学校で特別支援教育コーディネーターをして、5年目となります。
昨年までは通常学級の担任をしながら、コーディネーターをしてきました。
正直、「特別支援教育コーディネーター」と自分の町内で言っても、ほぼ反応ないです

かえって、他の研修会や学会で名刺を交換させていただいたりすると、
「コーディネーターなさってるんですか、大変ですねえ。」
などと言われることが多いです
役割をきちんと把握されている方であるから、そのような反応を返されるのですよね。
この差もまた、いろいろなことを物語っていると思います。

少し、これまでを振り返りたいと思います。

いまさらですが、特別支援教育コーディネーターの役割は、
・児童の理解に関する校内研修の企画運営
・校内委員会の企画と運営
・ケースカンファレンスの情報収集と企画運営
・ケースに応じた支援体制の構築
・地域支援体制との連携
・保護者との調整窓口

のようなものがあり、特別支援教育を推進していく上でのキーパーソンとなるものです。

あさはなは、これは当然ながら、管理職や、本人だけが知っていてもだめだと思いました。まずは、毎日一番身近にお子さんと接している学級担任がこの役割について理解すること窓口の一本化や、保護者さんとの連携を密にしていくことが、お子さんの成長への環境支援の一つであると考えたからです。

担任はたいてい1年で交代です。学年が変わると担任が変わる
保護者さんは毎年同じようにお子さんのことを説明したり、配慮をお願いした入りと繰り返される大変さがあります。新しい担任に変わる不安もある。
コーディネーターはそう毎年変わることはないので、数年スパンでお子さんをみることができるのです。

ですが、一般教職員の理解はゆるやかで、特別なニーズがない限り、必要感にとらわれないこともありました。
学級担任は、忙しい。これも確かです。日々の教育活動、○つけや授業の準備、教材研究、家庭訪問、個別指導、校務分掌など・・・毎日毎日、大変なのです。

そこのところの理解も必要です。理解の上で、いかに意識を持っていただくかということは、コーディネーターの一番大きなお仕事のような気もします。

ともあれ、毎年4月に、職員会議でコーディネーターについての共通理解をしていただき、担任からのオーダーに応えたり、保護者さんと関係機関をつないだり、アセスメントをとったりしてきました。

でもすぐにうまくいったわけではなく、正直うまく機能するようになってきたのは、昨年度くらいからかなーと思っています。関係機関との連携も、アンテナを高くし、自分で探したり見つけたり尋ねたりし、オフィシャル連携以外にも、少しずつですが、つなぐところができつつあります。ありがたいことです

また、保護者さんへの啓発も不十分であったという自己反省から、少しずつ声を出して養護教諭と連携しながら保護者支援の視点に立つことも意識するようにしています。

本年度はまだ1学期しか終わっていませんが、これまで推進していく中で、いくつか気づいたことや本校のシステムの運営上の問題点が見えてきたように思います。


① 通常学級担任とコーディネーターの役割の難しさ

 これは、実際にやっておられる先生方なら、実感としてお持ちではないかと思います。
小規模校であればあるほど、人的配置に余裕がありません。誰かがいくつもの校務を兼任している現状です。

また、保護者さんは学級担任に対し、自分のクラスに全力を注いで欲しいと望まれます。もちろん自分自身もそうでありたいとも願います。

ですが、コーディネーターとして、他学年の児童と関わることもあり、保護者さんと面談を組むこともあります。ニーズと体制の狭間で、このジレンマバランスが難しいところです。

 また、各機関との連携をとる上での困難があります。とにかく、時間が無いこと。担任をしていて手が空くのは子供たちが帰ったあとです。

子どもたちが下校するのは4時をまわります。各機関とも、平日5時で終了するところがほとんどです。
また少しの空き時間に連絡をしたとしても、担当者とうまくつながらなかったりして、すれ違ってしまい、連絡調整が大変難しい現状があります。

また、ニーズによっては、関係機関から学校へ来ていただくこともあるのですが、自分が担任をしていると、授業中には対応できません。管理職に任せてしまうことがほとんどで、コーディネーターとしての顔つなぎができない。これは後々の連携をスムーズに行う上ではマイナスです。

このような難しさを抱えていることは確かですが、前へ進む努力もまた大切です。
 

② 支援学級担任とコーディネーターの役割

 支援学級の担任となり、①でのべたような面での動きやすさはあります。また、学級が新設されたことで、学校内だけではなく、保護者さんの意識の変化もでてきたように思います。
ただ、町内の担当者の会でも煩雑感を感じますが、自分自身も、この役割について整理しながら進めなくてはならないという意識は常に持っています。
 特別支援教育=特別支援学級 ではないのですから。 本校の場合ベースは通常学級にあるというところです。

③ 1学期のあゆみ
 4月・・・特別支援教育全体計画、校内支援体制づくり、
      校内委員会組織の確立、校内研修計画
      特別支援学級新設にあたる準備
      第1回校内委員会
 5月・・・第1回校内適正就学指導研修会
 6月・・・校内研修「見る力と学習指導について」、
      特別支援学級公開授業、事後研修
 7月・・・第2回校内委員会、夏季研修会準備、個別面談、
      適正就学指導委員会準備、ヒアリング
 8月・・・校内研修「発達障害について」、適正就学指導委員会


こうしてみるといろいろやってきたなあという感じです。

でも1学期特に力を入れてきたのは、やはり新設の特別支援学級についてです。
子どもたちの理解、保護者さんの理解、何より、職員の理解。そこをクリアにしていきたいと願い、繰り返しアナウンスしました。

本当に、支援学級ができたことで、保護者さんの関心の風も吹いてきつつあります。職員の意識も高まってきつつあります

そんな中、今年から、初めて講師を迎えての
「特別支援教育夏季研修会」「PTA研修会」を企画しました。

「発達障害と支援」について
講師  増本 利信 先生 (長崎県 口石小学校)


初めてということで、ビジョントレーニングに振った、いつもの専門的なお話とは少し異なる内容を考えてくださり、
本校のニーズにお応えしてくださるそうで、とても楽しみです。

(少し先日のブログでお伝えしていました。
http://tunami73.blog137.fc2.com/blog-date-20110628.html )

DSC01838_convert_20110820195640.jpg

SENSというご縁から実現しました。これも貴重な出会いであり、自ら休日返上で自費でセミナーへ出かけたからこそ得られたつながりです。こういう出会いにも感謝です。
 
そしてこれは、ある意味本校の出発点ともなる研修会になるはずです。

今後、続けていきたい。そして、どんどんと支援の輪が広がってほしい

保護者さんと教職員が、いい連携をし、それぞれの持ち場で、
それぞれのプロとして、お子さんの学びと成長を支えられる関係をずっと持ち続けていけるような、
それが、本校の空気感
と言えるようなそんな学校にしていきたい。

なんておおげさかもしれませんが、私の思いです。
少しずつ、大きく花咲くよう、種をまく、そんな思いです。

いよいよ、数日後とせまってきました。
とても楽しみです。

 
2学期が、何か明るいポジティブな始まりとなりますように

私自身もまた、真摯に取り組んでいきたいと思っています。
今年の振り返りは、また年度末に。
よい振り返りができますように
 

スポンサーサイト

| 特別支援教育コーディネーター | コメント(2) | トラックバック(0) | |


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。