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2011.06.09 01:24

今日は校内研究授業と、校内研修でした。

研究授業は、言語領域の授業を見ていただきました。

主な活動は、
① コインつかみ
② ひらがなの学習「むすび」
③ 視覚支援ドリル練習


でした。
①コインつかみ
  これは、以前のブログでお話していたものです。鉛筆を持ったりお箸を持ったりするのが苦手なお子さんに対して、手指の感覚を使って手のひらの中につかんでいるコインを操作するという、手指の巧緻性をつける感覚遊びです。
 親指と人差し指でコインをつかんで、あとの3本の指で集めて持ちます。全部つかんだら、掌の3本の指の中から、手を動かして感覚で、コインを1枚ずつ親指と人差し指でつかみ、箱に入れます。
 初めは、利き手でやっていたのが少し慣れてきたAくんは、左手と交互にチャンレンジ中。一方のB君は、利き手のみで練習を重ねています。つかむのはできるんですが、手の中から1枚ずつ出していくのがなかなか難しいです。 いつもは、もっと途中で投げ出したりしてしまうことも多いのですが、先生方が間近で見ておられたからか、最後まで頑張ってできました。

② ひらがなの学習
 ひらがなの「ほ」の学習をしました。
 ひらがなの学習は、もうパターン化しているので、ここは楽しくスムーズに流れました。
 書くときに、書きにくそうにしたり迷っている時に、「始点」「終点」をちょっと書き添えると書けたり、
その場支援で、一文字ごとに○をつけたり花丸をつけたりして、励みにしながら頑張っているところを見ていただきました。
 書写の時間に指導してくださっている先生も、そういう支援が有効であることを見て参考になった、と言っていただきました。

③ 視覚支援ドリル
 これは、眼球運動に少し躓きが見られたので、それぞれに取り組んでいます。一人学習スペースで、それぞれ違った課題プリントをします。Aくんは、主に「マスコピー」や「○×数字レース」など、作業の速さもつけられるトレーニング、Bくんは、「点つなぎ」と、「ぐるぐる迷路」などをしています。空間認知や、書字の滑らかさをつけられればいいと取り組んでいます。

④ あっちむいてホイ
 見に来ていただいているからか、予定の時間より早く終わったので、あっち向いてホイをしました♪
「あっち向いてホイ」 は、ジャンケンをして、勝ち負けを素早く判断して、勝ったら相手に指で方向を指し示さなくちゃいけない、負けたら相手の指す方向と違う方向になることを願って首を振るという、多くの活動が入るので、結構難しいです。
 負けて、ぶんって首を振ったら、そこにたくさんの先生がいたので固まったり。負けたのに指さしをしようとして二人ともが指さして、「ありゃ~~」ってなったりしながら、楽しみました。先生と対決!の時には1勝1敗。上手にできました(^-^)

バランサーの上でやったり、バリエーションを加えながら取り組んでいきたいです。

事後研修

まず、様々な視覚支援やビジョントレーニングの様子などをパワーポイントでまとめていたので、それを見ていただき、質疑応答の時間をとりました。

教室での観察心理アセスメントなどから見えてきたお子さんの「見る」ことに対する躓きから、どんな支援ができるか、取り組んでいるかということをまとめました。

普段、何げなく過ごしていると、そんなに問題はないと思うお子さんでも、映像にとって見てみると、躓きがあることが分かったりします。

・ 真正面から、物を見る(常に顔を見たい物の正面に向ける)。眼球をほとんど動かさず、顔をふって物を見ている。眼球をうまく動かすことができれば、周辺視野も広がり、楽に見ることができそうです。

・ 追従性眼球運動で1往復を見るのがやっとで、視線が外れたり、終わった瞬間激しくまばたきをする。注視自体が辛く、目をこする。じっと見る時の筋肉に緊張が高い様子がうかがえる。不必要に多くの力をつかって疲れるので、長く見ることができなくなってしまっている様子。

・黒板の文字を視写する。 黒板とノートの間を視線は行ったり来たりし、そのたびにピントを合わせ、見えた物をどんどん書き込んでいく
その作業の上にさらに、先生の指示や話を耳で聞き、頭ではそれについて次の意見を考え、発表する。 
高学年の授業中の様子を、映像から客観的に見てみることで、とにかく多くの情報処理をしながら懸命に取り組むお子さんの姿が見える。この一連の作業の中で、黒板を見ることに時間を費やしてしまっているお子さんが、授業についていけるのかどうか?ということを考えていただきました。

また先生方の感想で、「否定的な言葉かけ」が無いことがよかったと言っていただきました。「ちくっと言葉」ですね。
私自身そこはそんなに意識はしていなかったんですが、そういえばそうだったかも~と思いました。たしかに、「すごいな~」「やったなあ!」とかは言ってた記憶はありますが。これって「ふわっと言葉」ですよね
研究授業だったからというのもあるかもですが、第3者に見ていただくことで、私も改めて大切なことに気づかされました



あさはながこの研修で感じたことは、

先生方が、支援学級のお子さんにどのような声かけをしたらいいのか、想像以上に迷っておられたんだな、ということ。
「会話が一方通行になってしまう。」「注意をしたいが、どのように言えば従ってできるのかが分からない。」などの思いがあったようでした。今回の話が少しでもヒントになっていればと思います。

また、通常学級の担任の先生方の普段の取り組みに少しでも反映していただけたらと思い、話をしました。
黒板のスケジュールをかくすカーテンの意味を知り、「黒板には、あまりいらない情報を書きすぎないことが大切だ」とか、「分かりやすい板書が大切だ」とかいう感想が出され、ありがたいなと感じました。

また、授業時の子どもたちの置かれる状況を客観的に見ていただいたことで、躓きのあるお子さんへ思いをはせることができたのではないかと思います。

ただ、担任は授業を進める中で、一人ひとりのそのような細かい動きや困っている表情、姿勢などを見落としてしまうことも多いです。
なので、こうして映像に残して見ることが有効だったり、第3者として自分のクラスを見る機会に観察をする。例えば専科の時に観察する。また、第3者に観察に入ってもらい、後で聞く、などの工夫ができることを知っていただきました。この話の時には先生方が うんうんなるほど~みたいな感じで頷きを大きくしながら聞いてくださいました



という研修でしたが・・・。
うちのお子さんたちは、昨日よくがんばったので、今日もがんばれるかな~?と思うと、いまいち集中できずに進まなかったり・・・。 
「あ、せんせい、つみきがおちてた」と、積み木が落ちてるのを見つけたから、「お~、ほんとだ。おかたづけしといてくれる?」と言ったが最後、しばらくその積み木を飛ばしてつかまえてまた投げて追いかけて寝そべって~・・・と楽しい世界へ(笑) 
一歩一歩、少し進んではちょっと止まって、みたいな繰り返しですが、これからも、自信を持ってできることが増えていけばいいなと思います。

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