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2011.05.19 23:40

お子さんと、入学以降、日々接しながら、少しずつ支援の方向も定まってきたように思います。

特別支援教育に、「これでバッチリ」「これさえすればOK」というようなものは無いです。
支援の中身を決めるのは、「お子さん」であり、「教師」ではないはずです。
お子さんの姿から課題だと感じることがあると、それは何が原因なのか?どういうことが考えられるか?
アセスメントをとっていき、そしてそれを元に、有効だと感じる支援策をとっていきますよね。
お子さんに応じて、支援は変わるしアレンジもある。日々変化もある。
そこにはお子さんの姿があるってことを、常に見失わずに取り組みたいものです。

 スケジューリング
 1日のスケジュールはもちろん、1時間の授業に見通しが立たないと不安が大きく、集中が欠ける様子があります。
 そこで
DSC00734_convert_20110518230411.jpg

3つから4つくらいの、することを書いています。「○○ができたら、○○をしよう」というように、一番楽しみな内容を最後に持ってくることもあります。
 

                                         DSC00735_convert_20110518230349.jpg

で、終わったらめくっていきます。一つずつ終わるごとに裏返していくと、最後まで頑張ったら絵が完成します。
お子さんの好きなキャラクターとかで作ってもいいですね。

私は何パターンか作っていて、2人のお子さんそれぞれに用意して別々の課題に取り組んだりしています。何回か使ったら、違うものに変えたりして、変化をつけています。
パーツはラミネートしているので、ホワイトボードマーカーで書けば消えるので、繰り返し使うこともできます。
めくるのも楽しみなので、集中が持続したり、楽しく取り組めたりして、いいです。


② 書字の支援
 お子さんのひらがなの書字における課題   鉛筆を正しく持てない。運筆に不器用さがある。
                       マスからはみ出す、字形が整いにくい。
                       黒板を見て書くことが難しい。

 アセスメントから・・・  K-ABC 継次処理>同時処理 
               
              DEM 視機能検査 共に、眼球の動きにはぎこちなさがあり、
              値も低い
              注視が難しい。すぐに眼が動いてしまう。

              他、いくつかのアセスメント、観察などから、
                 
               手指の巧緻性、眼と手の協応、視覚認知、眼球運動 
               などに課題があることが考えられる。


 取り組んでいる支援 ・・・ひらがなの指導場面で
 
 ○ホワイトボードで練習  間違いを恐れずに書ける。力がいらないので、書きやすい。

 ○マスの大きなプリント  大きく書くことで、鉛筆の運びを感覚でとらえやすい

 ○番号打ち    継次処理の認知特性があるため、運筆の順を番号で示すと書きやすかった。                            。DSC00701_convert_20110518230634.jpg

 ○下敷きの工夫   キングジム製 スーパーハードホルダーを使用。これ、実は先日の三省堂さんで開催された、「ズバッと解決ファイルLIVE」で金子書房さんより配布されていたモノです。これはいいわ~と思ってお子さんに使ってもらいました。「どう?書きやすいですか?」と聞くと、「すごくイイんじゃないですかあ~?」と気に入ってくれた様子でした! あと何枚か欲しいと考えているところです。保護者さんにもおススメして、家での学習でも使ってもらってもいいかなと思っています。
           プリントをはさむところがあるので、プリントが動かない。また、表面が少しざらざらしており、鉛筆を持つ手に感覚のフィードバックがあるので、すべりにくいのでマスからはみ出にくくなった。また、消しゴムがうまく使えないお子さんって結構いらっしゃいますが、これを使うと、消しゴムも使いやすいです。 これは、書字に困難のあるお子さんには、おすすめです♪
DSC00736_convert_20110518230326.jpg

 ○コインつかみ   机上に散らばっているコインを、1枚ずつ利き手の親指と人差し指でつかんで拾っていく。拾ったこいんは、あとの3本の指でにぎっておく。そして、全部拾ったら、手の中にあるコインを一枚ずつ、親指と人差し指で箱に入れていく。 おはしが握れない子などの支援にも効果的です。DSC00709_convert_20110520003947.jpg


                            DSC00710_convert_20110518230535.jpg 自分の手の中の見えないコインを、感覚で2本の指でつかめるように掌の中で動かす操作は、なかなか難しいので、まだまだ慣れないとできませんネ。 できなかったらちょっと意地になってしまうので、 回数を提示し、一回終わるごとに消していくようにしました。

書字が困難で、覚えられない。  だから、何回も練習させる。
これだけでは、お子さんの本質的な課題に対しての支援にはつながっていないことがあります。
その見えないところに潜んでいる課題を見出すためには、アセスメント。
そして、取り組みながら、効果を検証し、変化をつけていけばいいのではないかと考えています。



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